クリスマスに読みたくなるオススメの本2 -北欧フィンランド 食べて♪旅して♪お洒落して-
北欧フィンランド 食べて♪旅して♪お洒落して
私の北欧ブームに再び火をつけた一冊
私が北欧、特にフィンランドに興味を惹かれようになったきっかけはクリスマスでした。
もう何十年も前にケーブルテレビの番組でフィンランドがサンタクロースの故郷として紹介されていました。
実はそれまでの私は北欧に対して古い暗い寒いと言うイメージが強く、あまり良い印象を持っていませんでした。
しかしその番組で紹介されいたのは、私の大好きなクリスマス。そしてある意味その発祥地がフィンランドと言うのです。その上そこにはサンタクロース村などというものまでがある。
1番最初にその番組を見た時も素敵な番組だと思いましたが、遠い外国の話と言う感じでしか受け取っていませんでした。しかしその番組があまりにもクリスマスムード満点だったので、ビデオに録り、それからクリスマスが来ると毎年のように見るようになりました。
そして年を重ねていくほど毎年なんともほっこりとした雰囲気にさせてくれるこの番組、そしてそこからフィンランドに対しても憧れのようなものが募って行ったのです。
フィンランドやスウェーデン等の北欧の国々のクリスマスの情景は、クリスマスの季節になるとたまにテレビで紹介されりしますが、それほど頻繁に放送されるわけではありません。
しかし憧れの、なんとも素敵な北欧、特にフィンランドのクリスマスの絵(映像や写真)を求めて、いろいろ探している中でこの本にばったりと出会いました。
Amazonで試し読みがあったのでパッと開いてみました。
目次でヘルシンキ編とロヴァニエミ編に分かれているのか分かりました。
私の中に私的なフィンランドのクリスマスのキーワード、「ロヴァニエミ」が出ていたことによって、まずそこでこの本に対する興味は一気にぐっと上がりました。
しかもその章の中にサンタクロース村や犬ぞり、ライチョウを食べるなどなど、まさに私のその番組から憧れを抱いていたキーワードが全て載っているではありませんか。もう即買い!
本の内容
表紙は買わなくてもわかりますが、表紙からしておしゃれ。
内容は最近流行りのコミック・エッセイで、フィンランドの特に冬の旅行のクリスマス関連を中心とした体験記。絵柄はコミック・エッセイにありがちな、いわゆるヘタウマ系の絵で綴られています。
中身はコスト的な面もあったのか、ある意味残念なことにカラーページは最初の数ページのみで、後は全て白黒です。しかしかえって、そのヘタウマな絵と白黒なところが読書に想像力を働かさせ、フィンランドでの夢のようなクリスマス体験がとても素晴らしいものとして頭の中で膨らんでいきます。
実際に紹介される内容も、ロヴァニエミ編ではサンタクロース村を始めとして犬ぞりや、日本では天然記念物のライチョウが食べられるレストラン、ラヌア動物園、オーロラ鑑賞などと、とりあえず押さえるべきところが全て紹介されています。
他にも クリスマスのや冬とは関係ありませんがアアルト設計の図書館へ行くエピソードなど、いろいろなお話があります。
前編のヘルシンキ編はクリスマスとは全く関係ありませんが、こちらもマリメッコやヌークシオ公園などと、とりあえずフィンランドと言ったらこれ!といったものが全て網羅されている感じです。
その他の 北欧のコミック・エッセイ
この本をきっかけに、ゆ〜るく書かれたコミック・エッセイの北欧版に興味を持ちました。
そんな事から、その後この本を買いました。
こちらの方が、ややカワイイ系の絵柄で描かれています。そしてこちらは北欧4カ国すべてを回っています。しかしその代わり、こちらはクリスマス関連のものは全く書かれていません。
ただこちらは本の大半のページがカラー(143ページ中112ページまでカラー)と言うこともあって、パラパラめくっているだけでもワクワク楽しい気分にさせてくれます。北欧のあのカラフルな建物等と非常にマッチしていて、何度見ても心踊ろされる1冊です。
(今ではKindle版か古本になってしまうようですね。)
ちなみにこの著者の方はこれらの本も出しています。「北欧が好き」は1、2巻ともKindleUnlimitedの会員なら0円とはお得ですね。
その他のフィンランド書籍
北欧やフィンランド関係の書籍は、かなりいっぱい出版されていますね。その中からいくつかご紹介。
まとめ
クリスマスの本から北欧の話になってしまいましたが、私の中ではクリスマスになると特に北欧に関する関心が高まります。
今回紹介したこの本も、毎年クリスマスになると読み直す、私のお気に入りの1冊です。
なかなか気軽に海外旅行に行けない昨今、この本を読んで北欧のクリスマスに想像を馳せるのも、素敵なクリスマスを送る1つの方法になるのではないでしょうか。